ボウリングはどんなスポーツ?
ボウリングは正三角形に整列された10本のピンをボールを転がして倒していくゲームです。
1回のフレームで最大2回ボールを投げることができ(第10フレームのみ最大3回)、基本的には倒したピンの数がそのフレームのスコアとなる。
(ストライクやスペアをとるとスコアが加算される。)
ボウリングの基本的なルール
ボウリング初心者のために、これだけは知っておきたいボウリングのルールについてまとめてみました。
1ゲーム10フレームの構成
ボウリングは1ゲーム10フレームからなり、さらに1フレームには2つのボックスがあります。
つまり、1フレームで2回ボールを投げることができ、対戦相手がいる場合は、1フレームごとに交代します。
ただし、第10フレームのみ、3つのボックスがあり、ストライクやスペアをとると3回投げることができます。
倒したピンの本数がスコアに加算
基本的には倒したピンの本数がスコアに加算されて、誰かと対戦している際には最終的にスコアが大きい方が勝ちです。
ただし、ゲーム中に後述するストライクやスペアを取った場合は、特別な計算方法によりスコアが加算されいます。
すべてのピンを倒すとストライクやスペアとなる
1フレームですぺてのピンを倒すとストライクやスペアとなります。
ストライク:各フレームの1投目ですべてのピンを倒す
スペア:各フレームの2投目ですべてのピンを倒す
ファールラインを超えてはダメ!
ボウリングのレーンの始まりの位置にファールラインという超えてはならないラインがあります。
体の一部がファールラインにふれたり超えてしまった場合は、ファールとなりピンをどれだけ倒しても、その投球は0点となります。
倒したピンが多いだけじゃダメ!?スコアの計算方法
前述したように、ストライクやスペアをとると特別な計算方法によりスコアが加算されます。
つまり、倒したピンの合計が対戦相手より多くても、ゲームに負けてしまう場合があります。
スコアの計算方法についてはこちらで解説しています。
ボウリングの基本的なマナー
ボウリングはたとえ遊びでも守っておきたいマナーがあります。
その代表的なものをいくつか以下に紹介します。
ファールラインは超えないように注意する
ルールの方でも紹介しましたが、ファールラインを超えると0点になるばかりか、マナーの面でもよくありません。
というのも、ボウリングレーンが汚れたり、傷んだりする可能性があるからです。
そのため、ファールラインは超えないように注意しながら投球しましょう。
右側の人が優先
隣の人がボールを投げようとしている場合は、基本的に右側の人が優先となります。
いったんアプローチから降りて待ちましょう。
同時に投げると隣の人の集中力を乱したり、手やボールが当たってケガする危険性もあるのでやめましょう。
ボールを高く放り投げないこと
ボールを高く放り投げると大きな音を立ててしまいます。
これはロフトボールといって、レーンを傷める原因となるのでやめましょう。
ボウリング初心者は上手くボールが抜けずに、故意でなくてもロフトボールとなってしまう場合があるので注意しましょう。
投げる人以外アプローチに入らないこと
基本的には投げる人以外はアプローチ(助走エリア)に入らない方がよいでしょう。
複数人いるとボールが当たったり、隣のレーンでプレイする人の邪魔になるかの末井があります。
水分をこぼさないこと
飲み物などをこぼしてアプローチに水分がつくと、アプローチが傷んだり転びやすくなったります。
アプローチに飲み物を持って行かないように注意しましょう。
土足でアプローチに上がらないこと
アプローチは必ずボウリング用のシューズを履いてから上がるようにしましょう。
土足で上がるとアプローチが汚れてしまいます。
レンタルシューズは素足で履かないこと
ボウリング場ではボウリング用のシューズをレンタルできます。(ハウスシューズとも言う。)
レンタルシューズは他のお客さんも履くため、清潔に保つためにも靴下は必ず履いて、素足で履かないようにしましょう。
騒ぎすぎないこと
仲間に拍手を送ったりして盛り上げることは良いですが、騒ぎすぎて他の人の迷惑にならないように注意しましょう。
泥酔状態でボウリングをしないこと
泥酔状態でボウリングをすると、他の人やお店の人に迷惑がかかるので控えましょう。
また、ボウリング場によっては酒気帯び状態でも禁止しているところも多いので注意しましょう。
まとめ
今回はボウリングの基本的なルールとマナーについて紹介しました。
ルールは初心者向けにとりあえずこれだけ知っておけば、楽しくプレイできると思います。
当然のことながら、正式な競技としてのボウリングにはこの他にも様々なルールがあります。
大会によって細かなルールが異なると思いますので、公式ホームページなどで確認されると良いと思います。
また、マナーにおいては紹介した以外にもまだまだ守らなければならないことがあると思います。
基本的には他のお客さんやお店の人に迷惑がかからないように心がけると良いでしょう。