ボウリングのボールの握り方の種類
ボウリングのボールの握り方には基本的に3種類あります。
この中でも、ボウリング初心者に適している握り方は、コンベンショナル・グリップです。
コンベンショナル・グリップ
※図はイメージです。細かい部分が再現できていない可能性もあります。
基本的な握り方
・親指を根元まで入れる
・中指と薬指は第2関節まで入れる
この握り方がおすすめな人
・ボウリング初心者
・握力が弱い人
・女性
特徴
コンベンショナル・グリップはボウリング初心者や、ハウスボール(ボウリング場に備え付けてあるボール)を使う人に適した握り方だといわれています。
ボールをしっかりとホールドする形になるため安定しやすく、握力が弱い人や力の弱い女性でも比較的楽に握ることができます。
セミフィンガー・グリップ
※図はイメージです。細かい部分が再現できていない可能性もあります。
基本的な握り方
・親指を根元まで入れる
・中指と薬指は第1関節と第2関節の中間まで入れる
この握り方がオススメな人
・コンベンショナル・グリップが合わない人
・ボールをよく回転させたい人
・指の抜けをよくしたい人
特徴
コンベンショナル・グリップよりも中指と薬指を浅く入れて握るので、ボールにやや回転を加えやすくなります。
しかし、中指と薬指の中間というあいまいな基準なので、投げるたびに微妙に異なる握り方になりやすく、安定しないというデメリットがあります。
フィンガー・チップ
※図はイメージです。細かい部分が再現できていない可能性もあります。
基本的な握り方
・親指を根元まで入れる
・中指と薬指は第1関節まで入れる
この握り方がオススメな人
・ボウリング上級者
・ボールに強力な回転を与えたい人
・指の抜けをよくしたい人
特徴
中指と薬部を浅く入れて握るので、ボールに回転を与えやすく強力な回転ボールを投げたい人に好まれる握り方です。
しかし、安定感がなくなりコントロールしにくくなるので、上級者向きの握り方となっています。
ボールの握り方の詳細
ボウリングのボールの握り方の基本について、もう少し詳細に紹介したいと思います。
ボウリング初心者がやりがちな悪い握り方として、手のひらをボールにピッタリとくっつけてしまう握り方をしてしまうことです。
この握り方をしてしまうと、コントロールしにくくなってしまうので、手のひらとボールの間には、少し隙間を開けておくと良いでしょう。
握り方を決める基準
基本的にはボウリングのボールの握り方は3種類ありますが、以下の2つの基準で自分の握り方の基準を決めると良いでしょう。
ボールの握りやすさ
3種類のボールの握り方と特徴を紹介しましたが、これにとらわれずに握りやすさで決めると良いと思います。
握りにくいと投球フォームが崩れたり、気になって集中力が乱される原因になりますので、まずは握りやすい形で握りましょう。
ボールの抜け加減
握り方を決めるにはボールの抜け加減も考慮しておいた方が良いでしょう。
といのも、抜けにくかったり、逆にすっぽ抜けてしまったりすると、せっかく上手なスイングができてもリリース時にボールの軌道が乱れてしまうからです。
そのため、ボールの抜け加減も握り方を決める重要な要素なのです。
まとめ
今回はボウリングのボールの握り方の種類や特徴を紹介しました。
ボールの握り方には、基本的に「コンベンショナル・グリップ」「セミフィンガー・グリップ」「フィンガー・チップ」の3種類があります。
前述した通り、それぞれの握り方には特徴があり、それを参考に握り方を決めるのも良いでしょう。
ただし、ボウリング初心者はそれぞれの特徴に縛られず、握りやすい握り方で決めるのも良いかもしれません。