ダーツにおけるスタンスとは?

スタンスとはダーツを投げる際の姿勢のことを言います。

ダーツはとても繊細なスポーツですから、姿勢のちょっとした違いも、コントロールに影響してきます。

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ダーツのスタンスの種類

ダーツの基本的なスタンスは「ミドル・スタンス」「オープン・スタン(スフロント・スタンス)」「クローズド・スタンス(サイド・スタンス)」の3種類があります。

ダーツのスタンスの種類

それぞれメリット・デメリットがありますが、主流なのが「ミドル・スタンス」と言われています。

ここでは、この3種類のスタンスのやり方や特徴を解説していきます。

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ダーツのスタンスのやり方

ミドル・スタンスのやり方と特徴

【ミドル・スタンスの特徴】

ダーツボードに対して斜めに立つ姿勢です。

ダーツが見やすく、セットアップもやりやすいですから、多くのプレイヤーが採用しているスタンスです。

ただし、ボードに対して斜めに立つという、目印になるものがないため、投げるたびにスタンスの位置が変わりやすいのがデメリットです。

【ミドル・スタンスのやり方】

ダーツのミドルスタンス

ダーツボードに対して45度くらいに立つ。

前の足と後ろの足にかかる体重が9:1もしくは8:2になるようにする。

前の足は足裏全体、後ろの足はつま先立ちで体重を支える。

クローズド・スタンスのやり方と特徴

【クローズド・スタンスの特徴】

クローズド・スタンスはダーツボードに対して真横に立つようなスタンスです。

スローラインに合わせれば、毎回同じ立ち方ができるメリットがありますが、体をねじれた状態で投げるので、体に負担がかかりやすい点がデメリットです。

【クローズド・スタンスのやり方】

ダーツのクローズドスタンス

ダーツボード(スローライン)に対して真横を向いて立つ。

前の足と後ろの足にかかる体重が9:1になるようにする。

前の足は足裏全体、後ろの足はつま先立ちで体重を支える。

オープン・スタンスのやり方と特徴

【オープン・スタンスの特徴】

ダーツボードに対して正面を向いて立つスタンスです。

立ちやすい姿勢ですが、まっすぐに立てた腕と目線と的を一直線上にできないので、的を狙いにくいというデメリットがあります。

また、ミドル・スタンスやクローズド・スタンスのように、体を傾けて投げられないので、リリース位置が遠くなりやや不利になります。

【オープン・スタンスのやり方】

ダーツのオープンスタンス

ダーツボードに対して正面に立つ。

ダーツ初心者がやりがちなスタンスのNG例

ヒザを曲げてしまう

ダーツではヒザを曲げてしまうと、投げる際にヒザが伸びてリリースが安定しなくなってしまいます。

そのため、ヒザを曲げずにピンと立てて、ダーツ投球動作に入ってもヒザが動かないようにしましょう。

腰を曲げてしまう

特にミドル・スタンスやクローズド・スタンスの時に、腰を曲げてしまう人がいます。

これは前傾姿勢をとろうとするからなのですが、ヒザを曲げた時とどうように、投げる際に腰が伸びてリリースが乱れてしまいます。

そのため、腰を曲げずにまっすぐにしたまま、体を傾けるようにしましょう。

両足の幅が極端に短い

両足の幅か極端に短いと、体をうまく支えることができなくなり、不安定になってしまいます。

そのため、両足の幅は肩幅くらいには開くようにしましょう。

両足の幅が極端に開きすぎ

両足の幅を極端に開きすぎると、投球動作に入った際に体が前後にブレやすくなります。

これはダーツを投げる際に体重移動が起きてしまうからです。

そのため、両足は適度に開き、前の足に体重がかかるように立ちましょう。

まとめ

ダーツにおけるスタンスは立ち姿勢のことを指します。

スタンスが上手くできなければ、コントロールよくダーツを投げることができません。

良いスタンスは体を安定させることです。

スタンスは基本的に3種類ありますが、楽な姿勢で安定して投げられるように微調整すると良いと思います。

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