本ページはプロモーションが含まれています
トランプゲームにはチームに分かれて勝負をする遊びがいくつかあります。「ナポレオン」というゲームもその中の一つですが、ゲームが終了するまで誰が味方か分からないというところに面白さがあります。そこで、今回は「ナポレオン」の遊び方を紹介します。
「ナポレオン」はこんなゲーム
ナポレオン軍と連合軍に分かれて勝負をするゲーム。ナポレオン軍が最初に宣言した絵札の枚数以上を取ったら、ナポレオン軍の勝ちで取れなかったら連合軍の勝ち。勝負はナポレオンから順番にカードを出していき、一番強いカードを出した人がカードを全て取得し、最後に各々の文の絵札の合計枚数が多かった方が勝ちになる。
ゲームの概要
- 道具:トランプのみ
- 使用トランプ:52枚(ジョーカー除く)
- 難易度:★★★☆☆
- 推奨人数:4~5人(5人が最適)
- こんな人にオススメ:チーム戦で戦いたい方
Sponsored Links
「ナポレオン」の基本の遊び方
ナポレオンのやり方
- カードをシャッフルし、1人10枚のカードを配る。
- 残りのカードは中央に山札として置く。
- 手札を見て勝てると思ったら絵札の目標取得枚数(13枚以上)を宣言する。
- 宣言をした人の中で絵札の目標取得枚数が多い人がナポレオンとなり、切り札にしたいマークを宣言する。
- ナポレオンは副官となる人のカードを指定し、そのカードを持っていた人がナポレオン軍の副官となり、それ以外の人たちが連合軍になる。
- ナポレオンは山札から2枚のカードを取り、手札から不要なカードを2枚捨てる。
- ナポレオンは手札からカードを1枚出して、その回の台札とする。
- 他のプレイヤーも順番に1枚ずつ手札からカードを出していく。
- 出したカードの中で一番強いカードを出した人がその回の勝ちになり、出したカードを全て取得できる。
- 勝った人が次の回で最初にカードを出す。
- このようにしてゲームを続けていき、手札がすべてなくなったらゲーム終了。
- それぞれの軍が取得した絵札の枚数を数えていき、ナポレオン軍が目標取得枚数以上取れたらナポレオン軍の勝ち。取れなかったら、連合軍の勝ち。
※誰も宣言しなかったらスペードのAを持っていた人がナポレオンとなる。
※誰が副官になったか分からないようにしておく。
台札と同じマークのカードがあれば必ずそのカードを出す。
台札と同じマークのカードがなければ他のマークのカードを出す。
(このとき絵札とそれ以外のカードを分けておくと良い。)
※カードの強さは以下の通り。
ポイント
- 強い手札を持っている人を副官にして方が良い。
- 誰が副官になったかはわからないようにする。
禁止事項
- 他のプレイヤーの手札は見ない。
- 台札と同じマークがあれば必ず同じマークを出すこと。
ローカルルール・追加ルール
- ジョーカーを追加するルール。ジョーカーを一番強いカードとする。なお、ジョーカーは切り札と同じマークのカードで、台札として出された場合は他のプレイヤーは切り札を出さなければならない。
- 出したカードが全て同じマークだった場合、「2」を出した人がいたらその下位の勝者となる。これを「セイムツー」という。
- スペードのAとハートのQが同じ回に出された場合はハートのQが勝つというルール。ただし、スペードのAが出ていない回はハートのQは通常通りの強さになる。このルールは「よろめき」(スペキュレーションキラー)という。
「ナポレオン」のトリビア
- この「ナポレオン」はイギリスのトランプゲームであった「ナポレオン」が元となっていて、日本独自にローカルルールが発展していった。
Sponsored Links
おわりに
今回はトランプゲームの「ナポレオン」の遊び方を紹介しました。「ナポレオン」はナポレオン軍と連合軍に分かれて勝負するチーム戦のゲームです。誰が敵か味方か分からないところも面白さの一つとなっています。
Sponsored Links