基本的なスコアの計算方法
基本的にボウリングのスコアシートは以下のようになっている。
各フレームの左上には1投目に倒したピンの数、右上には2投目に倒したピンの数が記入される。(第10フレームは例外なので、詳しい説明は後述する。)
そして、それらの数を合計した数(各フレームで倒したピンの数の合計)が下の段に記入される。
また、第2フレーム以降は以下のように現在のフレームのスコアに前のフレームまでの合計スコアを加算した数が記入される。
ただし、これはスペアやストライクが出なかったときの計算方法です。
そこで、続いてスペアやストライクが出た場合の計算方法を紹介します。
スペアが出たときの計算方法
スペアが出た場合は右上にスペアマークが記入される。
(第10フレームの場合は例外なので後述する。)
また、そのフレームのスコアは下の段に記入されずに、直後の1回の投球(次のフレームの1投目)の結果を待つことになる。
そして、直後の投球で倒したピンの数がスペアを出したフレームに加算されることになる。
ストライクが出たときの計算方法
ストライクが出た場合は右上にストライクマークが記入される。
(第10フレームの場合は例外なので後述する。)
また、そのフレームのスコアは下の段に記入されずに、直後の2回の投球の結果を待つことになる。
そして、その直後の2回の投球で倒したピンの数の合計がストライクを出したフレームに加算されることになる。
ストライクが連続した時の計算方法
ストライクを2回連続出すと「ダブル」となる。
ダブルを出した場合でも直後の2回の投球が加算されることとなる。
つまり、2回目のストライクを出したフレームで1回しか投球していないので、その次のフレームの第1投目で倒したピンも最初にストライクを出したフレームに加算されることになる。
第10フレームのスコアの計算方法
第10フレームのみ倒したピンの数を書き込むスペースが3つある。
つまり、場合により最大3回投げることができるので、スコアの記入の仕方が他のフレームと異なる。
そのため、以下に場合分けしてスコアの記入方法と計算方法を説明すする。
スペアもストライクも出なかった場合
第10フレームでスペアもストライクも出なかった場合は、他のフレームと同じように、2投目で終了となる。
2投目でスペアを取った場合
2投目でスペアを取った場合は、新たに10本ピンが設置されて3投目を投げることができる。
ただし、他のフレームのようにスペアのボーナス得点は加算されず、単純に倒したピンの数を足していく。
ストライクを取った場合
ストライクを取った場合も、新たに10本ピンが設置されて3投目まで投げることができる。
ただし、他のフレームのようにストライクのボーナス得点は加算されず、単純に倒したピンの数を足していく。